家飲みを極める

著者独自の理論で家飲みをおいしくしようという内容です。
●枝豆にビール、ではなく日本酒
『そこで日本酒と合わせてみたところ、驚いた。枝豆が持つエグみがスッと消え、ベタつき感もなくなり、とはいえ、枝豆の存在感しっかり引き立つ。そこそこ甘みのある純米酒を合わせたにもかかわらず、クラフトビールのときとは違って、枝豆の味がしっかり感じられた。じつに見事に調和するのである[p.39]。』
うーん、でもやっぱビールでしょ。
●刺身は切り身ではなく柵で買う
柵の方が風味が深く、しっとり柔らかいから。
それは賛成。
●刺身の白身魚には醬油ではなく塩
『醬油は風味が強いため、直接食材につけるとしばしば素材自体の風味まで覆い隠してしまう。特に白身魚の刺身の繊細な風味は真っ先に犠牲になる。さらに繊細な日本酒だと、その風味さえ覆い隠し、わからなくしてしまうことがある[p.44]。』
なるほど。

こんな感じで酒との相性についての持論が展開されていきます。
自分の考えを著者の持論とぶつけ合いながら読むとさらに面白くなります。
さて、今夜のつまみは何にしましょうか。

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